展覧会

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【東京店】鈴木玄太展「太陽、山、光と共に」 2021年8月21日(土)~9月5日(日)

「Entrée」グラス

鈴木玄太展「太陽、山、光と共に」
2021年8月21日(土)~9月5日(日)

〈作家在廊日〉8/21,22、9/4,5

福光の美しい自然に囲まれたアトリエから届く透明感に満ちたグラスたち。手仕事の繊細さと温もりを感じてください。
みぞえ画廊 阿部和宣

すずきげんた
1971 年 京都府生まれ。
1994 年 同志社大学卒業後、スウェーデンのKosta Glass School にて吹きグラスの基礎技術を二年間学ぶ。
1996 年 スウェーデン、ヴェネチア、ニュージーランドの工房で修行。
1998 年 帰国。以降、全国で個展を中心に活動。
2003 年 富山県 福光にてGenta Glassスタジオを開設。
2011 年 長野県 小海町高原美術館にて個展。
2013 年 台湾 台北紅館にて個展。    
2019 年 ニューヨーク KOICHI YANAGI Oriental Fine Arts にて個展。

(掲載日:2021-07-17)
【福岡店】野見山暁治の21世紀 2021年7月17日(土)~8月9日(月)
野見山暁治の21世紀
2021年7月17日(土)~8月9日(月)

会期中無休 10:00-18:00
〈作家在廊予定日〉
7月19日(月)16:00~


『どこに住んでいる』2020年 油彩 F100号

今年の1月9日、2回目の緊急事態宣言が出された翌日、日本橋高島屋の「100歳記念すごいぞ!野見山暁治のいま展」初日を訪れた。会場に足を踏み入れた瞬間、作品から放たれるエネルギー、溢れ出る生命力、迫りくる色彩と筆あとの波に圧倒された。驚いたのが、その大半が2000年以後、しかもここ数年に描かれている事だ。その後も何度かアトリエを訪ねると、毎日自身の足で新しいキャンバスに向かわれている。衰えるどころか増していくばかりの創作意欲。
21世紀も5分の1が過ぎ、未曽有の災厄に見舞われている今、野見山暁治先生の姿に希望の光を見出さずにはいられない。本展では2000年以降の作品に焦点を当て、大作を含む約35点を展示いたします。
みぞえ画廊 阿部和宣

野見山暁治 (のみやま ぎょうじ)
《略歴》 1920年福岡県穂波村(現・飯塚市)生まれ。43年東京美術学校油画科卒業、応召、満州に派遣。52~64年滞仏。58年第2回安井賞。68年東京芸術大学助教授(’72教授)に就任(’81年退官)。92年第42回芸術選奨文部大臣賞。94年第1回福岡県文化賞。96年毎日芸術賞。2000年文化功労者。14年文化勲章。
(掲載日:2021-06-07)

【東京店】抽象画ってなんだ?展 2021年6月19日(土)~7月4日(日)

わからないほど、おもしろい!
抽象画ってなんだ?展

2021年6月19日(土)~7月4日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 東京店

 
須田剋太 『抽象作品-A』 F10号 1962年 / 野見山暁治 『浮いている私』 F20号 1984年

 「僕の絵は具象なのか抽象なのかとよく聞かれますが、目で見たものしか描いていない。絵を描くということは、その目に見えたものの奥に潜むカタチを、画面に引きずり出す事なんです。」
 抽象画のイメージが強い野見山暁治先生の言葉です。私たちが日ごろ抽象画と思って見ている作品も、実はある事物を画家の目と言うフィルターを通して描かれたカタチである事が多いのです。
 では、何をもって抽象画と言うのでしょうか? 「かっこいい」、「現代的」、「よくわからない」 。 抽象画を前にした時、人が口にする言葉は様々です。
 私たちのコレクションの中から抽象的な作品を一堂に展示する事で、あらためて作品と対話し、描き手が何を表現したいのかを考える、絵を見る楽しみを感じていただきたいと思います。
みぞえ画廊 阿部和宣

〈出品作家〉
伊藤久三郎、猪熊弦一郎、今井俊満、宇治山哲平、坂本善三、菅井汲、須田剋太、田淵安一、豊福知徳、中村一美、野見山暁治、平野遼、宮崎進、山口長男、フェルナン・レジェ、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、ジョエル・シャピロ、ウィレム・デ・クーニング 他
(掲載日:2021-05-15)

【福岡店】小松孝英 個展 / 塩月桃甫とその時代展 2021年6月5日(土)~27日(日)


「小松孝英 個展」
2021年6月5日(土)~27日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 福岡店・本館

小松孝英と言えば生態系をテーマに描いた雅な蝶の作品や、里山で静かに生きる小動物の世界を描いた作品を思い浮かべるだろう。
そして数年前からは、里山で変化していく人工物の様子を、時の経過とともに抽象作品で表現している。本展で発表する「炭化」はそれをさらに発展させた作品だ。この多様な表現能力を持つ小松の活動は絵画に留まらない。
それが3年かけて一人の埋もれたアーティストを追いかけて制作したドキュメンタリー映画「塩月桃甫」だ。何が小松をここまで突き動かしたのか、自身が語るように「アーティストの自由」とその生き方に共感したのか、作品の魅力なのか。答えは映画と作品の中にある。時代を超えて出会った二人のアーティストの共演をぜひお楽しみください。(みぞえ画廊 阿部和宣)



小松 孝英 (こまつ たかひで)
1979年宮崎県生まれ。九州デザイナー学院アーティスト学科卒業。20代の頃よりロンドンやニューヨーク、香港など世界10ヵ国で個展開催やアートフェアに出品している。国連施設や延岡市、アジア企業などにコレクション多数。国文祭・芸文祭みやざき日南市総合プロデューサー。延岡市観光大使。
ドキュメンタリー映画「塩月桃甫」脚本・監督。


「炭化」キャンバスに箔・アクリル P40号

同時開催 「塩月桃甫とその時代展」
2021年6月5日(土)~27日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 福岡店・新館

塩月桃甫は、戦前の日本統治時代の台湾に初めて西洋美術を普及させ、台湾美術展覧会を創設し台湾美術界に大きな影響を与えた日本人画家だ。大正10年、塩月桃甫は日本政府側の教育者として台湾に渡り、台湾原住民族やその文化に魅せられていくが、日本は同化政策さらには戦争へと突き進んでいく・・・ 激動する時代と矛盾していく自身の環境の中、塩月桃甫はどのような事を思いどのように表現していったのか。
本展では塩月桃甫と、同時代に生き関わりのあった画家たちの作品を展示いたします。画家が駆け抜けた時代背景を想像しながら、ぜひご覧ください。



塩月桃甫 1886-1954年 (しおつき とうほ)
宮崎県西都市に生まれる。本名は永野善吉。宮崎師範学校卒業後、塩月家の婿養子となり東京美術学校図画師範科に入学。卒業後に9年間教職に就いたのち大正10年35歳で台湾に渡る。以来終戦まで約25年間台湾美術界の重鎮・教育者として台湾美術展覧会を創設するなど振興と近代化に貢献した。

出品作家
塩月桃甫、石川 欽一郎、梅原龍三郎、安井曾太郎、小林萬吾、児島善三郎、里見勝蔵、瑛九、サイタ亨、西尾善積、楊三郎(台湾) ほか
*出品作家は変更する場合がございます




塩月桃甫「油津」「 ロボ(泰雅族口琴) 」油彩


ドキュメンタリー映画 「塩月桃甫」 福岡上映会
約100年前、日本統治時代の台湾に渡った一人の日本人画家がいた。
アーティスト・小松孝英はある時、宮崎県児湯郡の骨董屋で一枚の油絵と出会う。それは台湾美術界に大きな貢献をした、知られざる日本人画家との出会いだった…。

<その1>
会場:みぞえ画廊 新館
日程:
2021年6月5日(土)15時~ / 9日(水)18時半~ / 19日(土)15時~ / 26日(土)15時~/ 27日(日)15時~※満席
*参加無料 約80分
*上映30分前より受付
*定員15名、お電話にて要予約 092-738-5655

脚本・監督 小松孝英、語り 山本陽子(女優)、美術監修 阿部和宣、構成 柴田七美、ほか
映画公式 Webサイト

<その2>
会場:福岡アジア美術館 あじびホール
主催:One Kyushu ミュージアム
日程:

*6月13日(日)に予定しておりましたが、感染症拡大の影響により7月の開催へと延期致しました。

2021年7月8日(木) 19時~20時20分
7 月11日(日) 13時~14時20分 ※上映終了後、上映記念トークショー開催
出演:小松孝英、 倉方俊輔 (建築史家)、司会:松岡恭子(建築家)
7 月11日(日) 16時~17時50分

*各回定員60名、Web専用フォームより要予約

上映イベントページ
予約申込フォーム

(掲載日:2021-05-10)

【東京店】八頭司昂展 「CHROMATIC, ACHROMATIC」2021年5月22日(土)~6月6日(日)


『 shed 』 2021年 シナベニヤにアブソルバン 45.5×53cm

CHROMATIC, ACHROMATIC
八頭司 昂 展

2021年5月22日(土)~6月6日(日)
10:00~18:00 会期中無休
会場 みぞえ画廊 東京店

<作家在廊予定日>
5月22,23,29,30日 6月5,6日
*在廊中(5月22~30日)はライブドローイングを開催予定

 佐賀を拠点に活動を続けている八頭司昂は、九州のアートシーンでは新進気鋭のアーティストとして早くから知られた存在だ。22歳の時に推薦制公募展である英展(田川市美術館)大賞を最年少受賞し周囲を驚かせた。同年、MCAGP三菱商事アート・ゲート・プログラムで入選し奨学生にも選ばれ、期待の新人として注目を浴びる。その後も多方面で活躍を続けている。
 当初のカラフルで複雑な線と面による画面構成から徐々に、色数は最小限に抑えられていき、線と面の要素はそぎ落とされ、より対象に迫る作風へと変化していった。同じモチーフを異なるアプローチで何度も描き、平面作品における表現の可能性を見出し続けている。
 「絵はなんとなくでは完成に向かいません。次第に自分のコントロール下から独立していきます。大事なことは絵と対話することだと思います。」 と、ひたむきに自分の絵と向き合う八頭司が30歳で臨む東京初個展。感染症で疲弊した社会に新鮮で英気に満ちた風を吹かせて欲しい。今後もさらなる進化と変遷を遂げていくであろうアーティストの“いま”をぜひご覧ください。 (みぞえ画廊 阿部和宣)


八頭司 昂 (やとうじ たかし)
1990年愛知県生まれ。2015年 佐賀大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修 修了。'12年 第62回佐賀県美術展覧会 佐賀県知事賞 受賞。’13年 第22回英展~人物・風俗~ 大賞 受賞、第63回佐賀県美術展覧会 佐賀商工会議所連合会賞 受賞、第1回YWCA(山梨ワイン&アートオークション)入選、第22回MCAGP(三菱商事アート・ゲート・プログラム)入選、2013年度MCAGP奨学生。’19年 大川市立清力美術館にて個展。
(掲載日:2021-04-25)

【福岡店】豊福知徳展 2021年5月15日(土)~5月30日(日)
豊福知徳「 作品 ʼ77 」
「 作品 ʼ77 」 1977年 マホガニー 50.0×67.5×5.8 cm

豊福知徳展
2021年5月15日(土)~5月30日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 福岡店



▶東京店で開催中の豊福知徳展をVRでご覧になれます!


2年前の2019年5月18日、豊福知徳先生は永眠された。早朝連絡を受けご自宅に向かうと、自身の作品たちや好んで集めた骨董品たちに囲まれ静かな顔で眠っていらした。享年94歳だった。
私が出会ってからの先生は言葉少なく、しかし沈黙の中に語り得ぬものを感じていた。特攻隊員として死を目前にしながらの終戦、その後40年に及ぶイタリア・ミラノでの生活。誰よりも日本人であろうとした彫刻家が、一彫一彫ノミに込めた思い。その作品たちは、生みの親と同じく、凛とした佇まいで静かに私たちに語り掛けてくる。
三回忌を迎える今、アトリエに遺された木彫作品を中心に、ブロンズ、素描を一同に展示し、あらためて世界に名を馳せた彫刻家の偉業を讃えたい。
皆様のご来廊をお待ち申し上げます。
みぞえ画廊 阿部和宣

〈イベント〉ドキュメンタリー映画「TOYOFUKU」上映会
5月15日(土)受付 13:30~ 上映時間 14:00~(約30分)
参加無料
◇上映後はギャラリートークを予定しています。
※定員15名。事前にお電話・メールにてご予約ください。

豊福知徳 略歴
1925年 福岡県久留米市に生まれる。
1959年 第2回高村光太郎賞を受賞。
1960年 第30回ヴェネツィア・ビエンナーレに出品。ミラノに移住。
1964年 カーネギー国際美術展(米、ピッツバーグ)でウィリアム・フリュー記念賞を受賞。
1970年 「日本万国博美術展」(万国博美術館 大阪府吹田市)に出品。
1978年 「豊福知徳展」(北九州市立美術館)開催(第11回日本芸術大賞)。
1983年 久留米市中央公園に≪石声庭≫完成(第9回吉田五十八賞)。
1990年 第31回毎日芸術賞を受賞。
1993年 紫綬褒章を受賞。
1994年 「豊福知徳展~具象と抽象のはざまで~」(三鷹市美術ギャラリー)開催。
1996年 博多港中央埠頭に引き揚げ記念碑≪那の津往還≫設置(第8回本郷新賞)。
2005年 第13回福岡県文化賞を受賞。
2019年5月18日 没。

主な作品所蔵先
ローマ国立近代美術館(イタリア)、ペギー・グッゲンハイム美術館(イタリア ヴェネチア)
カーネギーホール(アメリカ ニューヨーク)
東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館(大阪府)、三鷹市美術ギャラリー、美ヶ原高原美術館(長野県)、福岡県立美術館、福岡市立美術館、北九州市立美術館、久留米市美術館、他

豊福知徳ギャラリー公式Webサイト

豊福知徳 春風
「春風」マホガニー H 1870mm
(掲載日:2021-04-21)

【福岡店】ゴールデンウィーク大感謝祭 2021年4月24日(土)―5月9日(日)

ゴールデンウィーク大感謝祭
2021年4月24日(土)―5月9日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 福岡店

田崎廣助箱根の富士
田崎廣助「箱根の富士」

版画、素描を中心に、現代・物故・海外作家など、
幅広いジャンルの作品をお求めやすい価格で販売いたします。

〈主な出品作家〉
梅原龍三郎 / 小磯良平 / 田崎廣助 / 香月泰男 / 児玉幸雄 / 平野遼 / 織田廣喜 / 瑛九 / 坂本善三 / 須田剋太 / 菅井汲 / 大沢昌介 / 靉嘔 / 野見山暁治 / 東山魁夷 / 加山又造 / 堀文子 / 吉田博
キース・ヴァン・ドンゲン / アントニ・タピエス / アントニ・クラーベ / ポール・アイズピリ / アンドレ・コタボ / ピエール・アレシンスキー / ベン・シャーン / ジェフ・クーンズ 他*出品作家は変更する場合がございます

キース・ヴァン・ドンゲン「ショートヘア」
キース・ヴァン・ドンゲン「ショートヘア」

平野遼〈素描特集〉
平野遼 平野遼
平野遼「ベンチの男」/平野遼「ミコノスにて」
(掲載日:2021-04-11)

【東京店】豊福知徳展 2021年4月17日(土)~5月9日(日)
豊福知徳「 作品 ʼ77 」
「 作品 ʼ77 」 1977年 マホガニー 50.0×67.5×5.8 cm

豊福知徳展
2021年4月17日(土)~5月9日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 東京店



▶東京店で開催中の豊福知徳展をVRでご覧になれます!



2年前の2019年5月18日、豊福知徳先生は永眠した。早朝連絡を受けご自宅に向かうと、自身の作品たちや好んで集めた骨董品たちに囲まれ静かな顔で眠っていた。享年94歳だった。
私が出会ってからの先生は言葉少なく、しかし沈黙の中に語り得ぬものを感じていた。特攻隊員として死を目前にしながらの終戦、その後40年に及ぶイタリア・ミラノでの生活。誰よりも日本人であろうとした彫刻家が、一彫一彫ノミに込めた思い。その作品たちは、生みの親と同じく、凛とした佇まいで静かに私たちに語り掛けてくる。
三回忌を迎える今、アトリエに遺された木彫作品を中心に、ブロンズ、素描を一同に展示し、あらためて世界に名を馳せた彫刻家の偉業を讃えたい。
皆様のご来廊をお待ち申し上げます。

みぞえ画廊 阿部和宣

豊福知徳 略歴
1925年 福岡県久留米市に生まれる。
1959年 第2回高村光太郎賞を受賞。
1960年 第30回ヴェネツィア・ビエンナーレに出品。ミラノに移住。
1964年 カーネギー国際美術展(米、ピッツバーグ)でウィリアム・フリュー記念賞を受賞。
1970年 「日本万国博美術展」(万国博美術館 大阪府吹田市)に出品。
1978年 「豊福知徳展」(北九州市立美術館)開催(第11回日本芸術大賞)。
1983年 久留米市中央公園に≪石声庭≫完成(第9回吉田五十八賞)。
1990年 第31回毎日芸術賞を受賞。
1993年 紫綬褒章を受賞。
1994年 「豊福知徳展~具象と抽象のはざまで~」(三鷹市美術ギャラリー)開催。
1996年 博多港中央埠頭に引き揚げ記念碑≪那の津往還≫設置(第8回本郷新賞)。
2005年 第13回福岡県文化賞を受賞。
2019年5月18日 没。

主な作品所蔵先
ローマ国立近代美術館(イタリア)、ペギー・グッゲンハイム美術館(イタリア ヴェネチア)
カーネギーホール(アメリカ ニューヨーク)
東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館(大阪府)、三鷹市美術ギャラリー、美ヶ原高原美術館(長野県)、福岡県立美術館、福岡市立美術館、北九州市立美術館、久留米市美術館、他

豊福知徳ギャラリー公式Webサイト

豊福知徳 春風
「春風」マホガニー H 1870mm
(掲載日:2021-03-22)

【福岡店】城ヶ﨑悟展 こころという空に 2021年3月27日(土)~4月11日(日)
城ヶ﨑悟 赤いセーター
『 赤いセーター』油彩 20号変形

城ヶ﨑悟展 こころという空に
2021年3月27日(土)~4月11日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 福岡店

○作家在廊日
3月28日~31日

実に5年ぶりの個展である。久しぶりに再会した城ヶ﨑さんと新しい作品たち。沈黙の間どうしていたかと気を揉んだが、そこには以前と変わらぬ、温もりと慈愛に満ちた世界と、ひたむきに芸術と向き合う画家の姿があった。その詩的な画面に描かれるものたちは、純心で、ひっそりと、ありのままの自分でいる幸せに溢れている様だ。まさに画家のこころそのものだ。
期を同じくして福岡アジア美術館では新作を中心に、過去の代表作も交えた大作のみの展覧会を開くと言う。皆様にはぜひどちらもご来場いただき、画家城ヶ﨑悟の世界に浸っていただきたい。
みぞえ画廊 阿部和宣

<別会場・関連イベントのお知らせ>福岡アジア美術館 個展
「つくられしものたち」 城ヶ﨑悟展
会場:福岡アジア美術館8階 交流ギャラリー(入場無料)
会期:2021/4/1(木)~4/6(火)

「城ヶ﨑 悟 展によせて 伊藤ゆりあ ピアノコンサート」
会場:福岡アジア美術館8階 交流ギャラリー(入場無料・メールにて要予約 ※詳しくはこちら
2021年4月4日(日) 午前公演 11:00~、午後公演 15:00~

城ヶ﨑悟 花を見つけた
『花を見つけた』油彩 10号変形

城ヶ﨑悟(じょうがさき さとる)画歴
1950年生。多摩美術大学卒業。鹿児島在住。
1979 南日本美術展 海老原賞
1991 上野の森美術館油絵大賞展 特別賞
1996 安井賞展
1997 風の芸術展ビエンナーレまくらざき 大賞
2000 現代日本美術展。他、単独展覧会
2001 「種をまく人」南凕館
2009 「風の器」三宅美術館

個展、グループ展、他/京王百貨店・山形屋画廊上野の森美術館・東京ステーションギャラリー。
作品収蔵/鹿児島県庁・鹿児島市立美術館・上野の森美術館・南溟館・長島美術館・三宅美術館、他

城ヶ﨑悟 果物のような  城ヶ﨑悟 いっしょに活けられて
『果物のような』油彩 0号 /『いっしょに活けられて』油彩 SM
(掲載日:2021-02-17)

【福岡店】抽象画ってなんだ?展 2021年2月20日(土)~3月7日(日)

わからないほど、おもしろい!
抽象画ってなんだ?展


2021年2月20日(土)~3月7日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 福岡店

「僕の絵は具象なのか抽象なのかとよく聞かれますが、目で見たものしか描いていない。絵を描くということは、その目に見えたものの奥に潜むカタチを、画面に引きずり出す事なんです。」
抽象画のイメージが強い野見山暁治先生の言葉です。私たちが日ごろ抽象画と思って見ている作品も、実はある事物を画家の目と言うフィルターを通して描かれたカタチである事が多いのです。
では、何をもって抽象画と言うのでしょうか? 「かっこいい」「現代的」「よくわからない」 。 抽象画を前にした時、人が口にする言葉は様々です。
私たちのコレクションの中から抽象的な作品を一堂に展示する事で、あらためて作品と対話し、描き手が何を表現したいのかを考える、絵を見る楽しみを感じていただきたいと思います。(みぞえ画廊 阿部和宣)

<出品作家>
猪熊弦一郎、今井俊満、宇治山哲平、坂本善三、菅井汲、須田剋太、田淵安一、豊福知徳、中村一美、野見山暁治、平野遼、宮崎進、山口長男、フェルナン・レジェ、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、ジョエル・シャピロ、他
*出品作家は変更することがございます

 

田淵安一『子供の時期』100×50.3cm 1954年 / 野見山暁治 『冬』 F8号 1980年
(掲載日:2021-01-28)

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