【東京店】没後35年 鴨居玲展 2020年11月14日(土)―11月29日(日)

2020/11/14 2020/11/29

みぞえ画廊東京店

『おばあさん』 油彩 M12号 1969年

没後35年 鴨居玲展
2020年11月14日土―11月29日日
10:00~18:00 会期中無休
会場 みぞえ画廊 東京店

 35年前、57歳でその生涯を閉じた鴨居玲。生と死、老い、孤独、愛といった人間の普遍的テーマと向き合い、対象の内面をもえぐり出す様な画風で描いた作品群は、今もなお世代を超えて多くの人を魅了してやみません。絶望と希望のはざまでもがきながら、華麗にその人生を駆け抜けた画家が何を見つめ何を私たちに伝えたかったのか。本展では約15点を展観し、孤高の画家 鴨居玲と改めて向き合う機会にできたらと思います。皆様のご来廊をお待ち申し上げます。
みぞえ画廊 阿部和宣

鴨居玲 (かもい れい)
1928年石川県に生れる。金沢美術工芸専門学校(現金沢美術工芸大学)洋画専攻科卒業。宮本三郎に教えを受け、早くから才能を認められる。’59年 31歳 最初の渡欧。’65年 37歳 制作に行き詰まり、ブラジルへ旅立つ。鴨居の破天荒・破滅型の自己探求の旅がはじまる。その後、ボリビア、ペルーと放浪の旅を続け、パリに渡る。’69年 41歳 『静止した刻』で第12回安井賞を受賞し、一躍脚光を浴びる。この頃から、作品に物語性を持たせるという独特の画風が生まれる。パリ、ニューヨークで個展。’85年神戸市にて没、享年57。
開催場所
みぞえ画廊東京店
〒145-0071 東京都大田区田園調布3-19-16
開催期間
2020/11/14-2020/11/29
時間
10:00~18:00
休廊日
月・火曜日(会期中無休)