【福岡店】小松孝英 個展「里山水舞」 / 塩月桃甫と中村地平展 2024年7月13日(土)~28日(日)

2024/07/13 2024/07/28

みぞえ画廊福岡店

小松孝英 個展「里山水舞」
2024年7月13日(土)~28日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 福岡店・新館

〇オープニングreception 7月13日18:00~
入場無料

煌びやかな琳派の画面を背景に舞う色とりどりの虫達。草むらや水辺にひっそりと暮らす小動物。清流の中を悠々と泳ぐ魚たち。夜の灯を頼りに群がる小さな生命力。小松孝英は南九州の身近な里山の小宇宙を描きながら、生態系の変化や人間と自然との共生をテーマに制作を続ける。一方で、ドキュメンタリー映画製作と言うかたちで、故郷宮崎が輩出した偉人に光を当てる活動も行っている。前作「塩月桃甫」に続き「中村地平」では、時代に翻弄された文人の生涯を見事に描ききっている。小松孝英を突き動かしているのは何なのか。絵を描く事も、映画を作る事も、根底にあるものは同じだと、本展を見て感じていただけるだろう。どうぞご期待ください。(みぞえ画廊 阿部和宣)


小松 孝英 (こまつ たかひで)
1979年 宮崎県延岡市出身のアーティスト。 福岡市の九州デザイナー学院卒業。
ロンドンや香港、スイス、台湾など世界10カ国で個展やアートフェアに出品している。
企業とのコラボレーション作品や、国連施設、海外企業に作品コレクション多数。 近年では「塩月桃甫」や「中村地平」のドキュメンタリー映画の脚本.監督も務める。飫肥DENKEN WEEK総合プロデューサー。 延岡市観光大使。


「竹林蝶舞図」M100号



同時開催 「塩月桃甫と中村地平展」
2024年7月13日(土)~28日(日)
会期中無休 10:00-18:00
会場 みぞえ画廊 福岡店・本館

本展では約100年前に台湾に渡った画家.塩月桃甫の貴重な作品と、その教え子で小説家.中村地平の関連資料も展示します。

中村地平 1908-1963年 (なかむら ちへい)
宮崎市出身の小説家。日本統治時代台湾の台北高等学校に入学。塩月桃甫に教わる。東京帝国大学時代に太宰治と出会い井伏鱒二に師事し文壇デビュー。「霧の蕃社や蕃界の女」など台湾を舞台とした小説の他に多数の作品を発表。「北の太宰、南の地平」と言われ南方文学の著名な作家となった。しかし徴用され従軍作家として行ったシンガポールでとある事件に遭遇する。戦後、中村地平はなぜ南方文学を中心とした作品から転向し地元に戻り宮崎の戦後復興、地方創生に命を捧げたのか…


塩月桃甫「「 海 」油彩 SM

【上映会】ドキュメンタリー映画 「中村地平」
激動の時代、南方への憧れと葛藤―。

会場:みぞえ画廊 本館
日程:
2024年7月13日(土)16時半~ / 18日(木)14時~ / 27日(土)14時~
*参加無料 約80分
*上映30分前より受付
*お電話にて要予約 092-738-5655

脚本・監督 小松孝英
▶映画公式 Webサイト
開催場所
みぞえ画廊福岡店
〒810-0065 福岡市中央区地行浜1-2-5
開催期間
2024/07/13-2024/07/28
時間
10:00~18:00
休廊日
木曜日(会期中無休)