Ribal Molaeb展「RIBAL From Mount Lebanon to Mount Fuji」

2025/07/05 2025/07/21

"Sunset 2"100 x 130 cm,油彩,キャンバス

軽快な筆づかいと鮮烈な色彩との調和が印象的なRibal Molaebの絵画は、故郷レバノンや現在暮らすスイスの山々、空、海の一日の移り変わりや、色鮮やかな花々から得た印象を描いている。独特な画面から流れる静寂やリズム、メロディーは、中東の著名な画家を父に持ち、自身は音楽を学びヴィオラ奏者でもあるという異色のバックグラウンドから生まれたものだろう。
日本では初めての個展です。どうぞご期待ください。
みぞえ画廊 阿部和宣

Ribal Molaeb
1992年レバノン、バイスール生まれ。幼い頃から父である画家ジャミル・モラエブのアトリエで油絵の具の世界に没頭し、日々技術を学んだ。17歳からオーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学で学ぶ。その後ウィーンに移り、音楽・舞台芸術大学で学び、優秀な成績で芸術学修士号を取得。スイスの「SUMITO」芸術音楽協会の芸術監督を務める傍ら、レバノンでは「室内楽と美術のためのモラエブ・フェスティバル」を主催。
画家としての活動と並行して、ヴィオラ奏者として世界各地の国際クラシック音楽祭やコンサートホールで演奏活動を行った。
音楽教育や演奏家としての活動が、色彩豊かで深いニュアンスを持つ彼の芸術的ヴィジョンを深く形成した。ニューヨーク、ロンドン、パリ、ドバイ、アブダビなど世界各国のギャラリーやアートフェアで展覧会を開催し、パリのアラブ美術館(IMA)にも作品が収蔵されている。現在、チューリッヒ在住。
〒145-0071 東京都大田区田園調布3-19-16
開催期間
2025/07/05-2025/07/21
時間
10:00~18:00
休廊日
月・火曜日(会期中無休)