作品コード : 9411

長谷川利行

「麦酒工場」

キャンバスに油彩 F10号 45.5×53cm サイン無し「東京美術倶楽部鑑定委員会」鑑定証書
文献:
「長谷川利行画集」(協和出版刊、1981年)No.13に掲載
矢野文夫著、「長谷川利行」(美術出版社刊、1974年)No.29に掲載
「長谷川利行画集」(講談社刊、1972年)No.30に掲載
「長谷川利行画集」(長谷川利行画集刊行会刊、1963年)No.3に掲載

展覧会歴:
「歿後60年 長谷川利行展」(神奈川県立近代美術館他巡回、2000年)出展作品、同展図録No.7に掲載
「放浪の天才画家 長谷川利行展」(日本橋三越、1976年)出展作品、同展図録No.155に掲載
「長谷川利行展」(上野松坂屋百貨店、1968年)出展作品

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長谷川 利行 (はせかわ としゆき)
荒々しく力強いタッチで描く街並みや人物画が特徴。絵は独学。風来人で自身の「アトリエ」を一切持たず、思い立ったらその場で絵を描きとても速筆だった。生活は荒れ果て、酒の飲み過ぎで胃潰瘍が徐々に悪化。身体が弱り三河島の路上で倒れ、49歳で没。

1891年 京都山科生まれ。
1923年 新光洋画展に入選。
1926年 二科展に初入選。
1929年 日暮里を離れ、浅草近くに住む。
1932年 天城俊彦(本名 高崎正男)を知る。(天城は1936年新宿に天城画廊を開き、2年間で10回以上の個展を開催した。)
1936年 この年から翌年にかけて、ガラス絵の創作に没頭。
1937年 新宿旭町に移る。一水会展に出品。天城画廊で個展を開催。
1938年 浅草に移る。
1939年 健康状態が目に見えて悪化、ひどい胃痛に悩まされる。手ほどきをうけて水墨画を制作する。
1940年 三河島の路上で倒れ、東京市養育院に収容される。10月12日没。享年49。

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