作品コード : 9395

鴨居玲

「おじいさん」

紙にパステル
75.5 x 55.3cm 
1973年作
鴨居玲著、「鴨居玲画集」(日動出版部刊、2000年)P.313、No.111に掲載 鴨居玲著、「鴨居玲素描集」(日動出版部、1988年)No.19に掲載
「鴨居玲展 私の村の酔っぱらい」(銀座日動サロン、1973年)出展作品

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鴨居 玲 (かもい れい)
生と死、老い、孤独、愛といった人間の普遍的テーマを画題として描き続けた。最後は自殺未遂を繰り返した末に心臓病と排ガスにより57歳で没。

1946年 金沢市立金沢美術工芸専門学校(現在の金沢美術工芸大学)に入学。宮本三郎に師事する。
1950年 二紀会同人に推挙される。
1952年 芦屋・田中千代服装学園の講師となる。
1959年 渡仏(1958年という説もある)。
1961年 帰国。二紀会を退会する。
1964年 創作に行き詰まり、南米、パリ、ローマを渡り歩く。
1965年 帰国。
1967年 二紀会同人に推挙される。
1968年 初の個展。この時、下着デザイナーの姉・鴨居羊子を通じて知り合った小説家・司馬遼太郎と親交をもつ。
1969年 昭和会賞と安井賞を受賞。
1971年 スペイン・ラ・マンチャのバルデペーニャス村にアトリエを構え、制作に没頭(~74年)。
1984年 金沢美術工芸大学の非常勤講師として講義。
1985年 神戸市の自宅で排ガス自殺により没。享年57。

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