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作品コード : 9798

モイズ・キスリング

「ダリア」


油彩
仏P20号
732 x 546mm
1948年作

 エコール・ド・パリを代表するキスリングは早くから花卉画を描き始めている。デビューした当時は小品が多かったものの、両大戦を経ていくうちに大きな画面で描かれるようになり、主題としての格も高まっていった。晩年にかけて花、花弁、葉のどの部分をとっても非常に細やかな描きこみが見受けられるようになるが、それは同時期の静物画にみられる超写実主義的な写生に由来するものである。
 第二次世界大戦時、1941年からアメリカへ亡命していたキスリングは1946年にパリへと帰還する。本作『ダリア』が描かれたのは1948年であり、晩年に差しかかったキスリングの精緻な描写力が全面に表れている。4本のダリアもさることながら、背景に据えられた艶やかなブルーのカーテンは、その布の質感さえも手に取るように伝わってくるようなリアルさを内包している。キスリングの入念な観察眼と、計算された色と構図のバランスが見事に結晶した作品である。

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1891年-1953年
ポーランドのクラクフにユダヤ人として生まれる。
1910年、19歳でパリに出て、モンマルトルで画家として活動を始める。
1912年、ピカソ、ブラックらの活動拠点モンマルトルのバトー・ラヴォワール(洗濯船)に移り住む。
第一次世界大戦では、自ら志願して外人部隊に従軍。その功績により1916年にフランス国籍を得る。
第二次世界大戦勃発後、再び志願して従軍するがフランス降伏後にアメリカに亡命する。
終戦後の1946年、フランスに戻る。
1953年4月29日、南フランスにて没。

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