作品コード : 9841

吉田博

「冨士拾景 船津」


木版
40.5x27cm
1928年

吉田 博 (よしだ ひろし)
【略歴】
1876年 旧久留米藩士・上田束秀之の次男として、久留米市に生まれる。
1888年 福岡県立修猷館に入学。
1891年 修猷館の図画教師吉田嘉三郎に画才を見込まれ、吉田家の養子となる。
1893年 修猷館を卒業し、京都で洋画家田村宗立に師事する。
1894年 上京し小山正太郎が主催する不同舎に入門し、後に明治美術会の会員となる。
1899年 中川八郎と共に渡米し、デトロイト美術館で「日本画家水彩画展」を開催する。
1902年 前年に解散した明治美術会を引き継ぐ形で、「太平洋画会」(現・太平洋美術会)を結成。
1903年 二度目の渡米で、ボストンを拠点に展覧会を開催。
1907年 第1回文展において3等賞を受賞。以降出品を重ね、審査員も務める。
1920年 新版画の版元の渡辺庄三郎と出会い、渡辺木版画舗から木版画の出版を開始。
1947年 太平洋画会会長に就任。第3回日展の審査員を務める。
1950年 東京にて逝去。

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