「アジアコンテンポラリーアートショウ香港2014」に出展いたします。[Yoshio Yoshimura 1950-2013] 2014年5月15日(木)-18日(日)
2014/05/15
2014/05/18

内外で高い評価を受けながら、昨年12月に63年の生涯を閉じた吉村芳生の作品を、文化・経済のハブである香港のアートフェアにて展示販売いたします。
-概要-
彼の作品のコンセプトは「写す」と言う一言に尽きる。それはスーパーリアリズムとかフォトリアリズムとか言う美術的動向とは違う。金網、風景、花、そして日々の新聞や自分の顔に至るまで、対象は多岐に上るが、彼は対象を表現することにはあまり興味が無い。カメラが、機械がする様に、ただただ対象を手で克明に写し取ると言う行為の集積が彼の作品として残されて行く。そんな彼にも、晩年彼の作品の柱となった“新聞”、“自画像”、“花”は特別な意味を持ったようだ。新聞は時代を映す鏡であると吉村は語る。しかし多くの人間にとって新聞そのものは、情報を読み取っては日々捨てられていくだけのものに過ぎない。そこに彼は日々の自分の顔を描き、作品として残していくことに執着した。もう一つ、彼の成功のきっかけとなった “花”のシリーズだ。生まれ故郷に帰り、野に咲く花々を”写す”事で彼の作品に初めて”色”が生まれてきた。一見カラフルで写真と見まがうような美しい花の作品だが、やはり彼はただただひたすら花の写真を撮っては巨大な画面に色鉛筆で描き写して行くのだ。晩年彼は語る。「“新聞と自画像”の作品は私にとって現世であり、“花”の作品は来生である」と。
ではなぜそんな“写す”だけの彼の作品がこんなにも人を感動させるのか?それはその“写す”行為にかける執念、膨大な時間、超人的な集中力と精神力が作品を通して容易に感じ取れるからであろう。本来“花”の様な美しい美術作品にしか興味ない人も、“新聞”のようにコンセプチュアルな現代美術にしか興味ない人も、彼の作品の全貌を見ればその全てに驚嘆し、畏敬の念を感じずにはいられないのである。
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以下はアジアコンテンポラリーアートショウ香港2014の公式HPのご案内です。
「アジアコンテンポラリーアートショウ香港2014」
http://asiacontemporaryart.com/home/main/en/
私たちは、あなたをアジア現代美術ショー・春期開催に、お迎えすることを楽しみにしています。
チケットをご購入いただき、展示をご覧いただき、アジアから世界に羽ばたく最も面白くて有望なアーティストや、ヨーロッパ、オーストラリア、米国と南アメリカの一部から作品もご購入いただけます。
開催日時:2014年5月15日-18日
場所:Conrad Hong Kong 40,41,42,43 , 44 階
チケット購入:
・VIPチケット:HK$260/1名(5月16日VIPアートナイト参加チケットを含む)
・チケット:HK$180/前売りご購入の方は、ご友人1名無料ご招待・welcome drink付き
- 開催期間
- 2014/05/15-2014/05/18