【東京店】「不器用な普遍性」弓手研平展~土と水と空気があることの幸せ~ 2014年10月4日(土)~10月19日(日)

2014/10/04 2014/10/19

 「私はどの絵を描く時もまず土から描きます。清澄な水の下にも、白銀の雪の下にも必ず大地があるはずでしょ?」と語る弓手研平。目に見える物を描くだけでは表面的な表現に過ぎず納得できないと言う。常に50点程の作品を並行して1年近くかけて完成させると言う、幾重にも塗り重ねられ、剥ぎ取られながら作り上げられたマチエールは弓手作品の最大の魅力であり、その作品世界に強いリアリティをもたらしている。
 その愚直なまでにひたむきな絵画に向ける姿勢は、彼が成し遂げた一つの偉業で結実する事になる。’07年~’11年、弓手は5年がかりで日本国憲法を110点の絵画で描くというプロジェクトに挑戦し、見事完成させる。日本人の足元に当たり前にあるもの、本当に大切なものとは何か?をこの仕事を通して見つめ直す事ができたと言う。
 本展では、人間の営みの原点である「土、水、空気がある事の幸せ」をテーマに、身近な、素朴で誰にとっても温かいと感じる作品を描きたかったと弓手は語ります。
どうぞご高覧ください。

〈ギャラリートーク&ワインパーティ〉
10月12日(日)18時~
作家を囲んでの歓談のひと時。どなたでもお越しください。

弓手研平略歴/
1970年大阪府生れ。1996年大阪芸術大学美術専攻科修了。1997年昭和会展日動美術財団賞。一水会展佳作賞3回、新人賞(’95)、文部科学大臣賞(’13)。2009年損保ジャパン美術賞。
個展/大阪、東京、福岡など。グループ展・多数。
現在、一水会委員、研水会委員、日本美術家連盟会員など。
〒145-0071 東京都大田区田園調布3-19-16
開催期間
2014/10/04-2014/10/19
時間
10:00~18:00
休廊日
月・火曜日(会期中無休)