【福岡店】弓手研平展 2022年5月21日(土)~6月5日(日)

2022/05/21 2022/06/05


弓手研平展
私たちは土の上で生きている
2022年5月21日(土)~6月5日(日)

会期中無休 10:00-18:00
作家在廊日 5/21(土)、22(日)、28(土)、29(日)
会場 みぞえ画廊福岡店


《 幸せな朝、林檎実る木の下で 》油彩 M100号 2022年

~私たちは土の上で生きている~
「すべての足元には土がある。当たり前のことに気づかずに生きている現代で、本当の幸せとは何なのか。私たちの暮らしを土台から感じることの大切さを、油絵具の筆致を重ねた厚い絵肌を通して人々に訴えたい。」そう語る弓手研平の、振り返ればコロナ禍での二回目の個展である。この間、弓手は絵を描く事に没頭し、絵を描く事への情熱とその信念はゆるぎないものとなっている。相も変わらず、いやより丹念に50層以上の絵の具を塗り重ね、1年をかけて生み出される作品たち。そこに描かれる小さな幸せに、多くの人々が魅了されている。
一人の絵描きの生き方をぜひ見ていただきたい。
皆様のご来廊をお待ち申し上げます。
みぞえ画廊 阿部和宣


《 京都の朝・新芽の頃 》 ドローイング 56×76cm 2022年

ゆんでけんぺい/略歴
1970年大阪府生れ。1996年大阪芸術大学美術専攻科修了。1997年昭和会展日動美術財団賞。一水会展佳作賞3回、新人賞(’95)、文部科学大臣賞(’13)。2009年損保ジャパン美術賞。現在、一水会常任委員、研水会委員、日本美術家連盟会員など。

弓手研平『日本国憲法の心を描く』シリーズ作品を初展示
弓手は、人の営みの原点を自問自答する制作を続けてきた。しばしば弓手の絵画に描かれている、器や、仏像、白米は、人々が大地から得る幸福の形だ。故に弓手のすべての絵画制作では、まず始めに土をじっくりと描くのだという。そのきっかけとなった取り組みが、とある弁護士事務所から依頼を受けて制作した「日本国憲法の心を描く」シリーズ(全110点)である。すべての日本人の足元に当たり前に在る「憲法」というルールを、「幸せとは何か」という問いとして絵画で表現することで、国籍を問わず人々の琴線に訴求する何かを紡ぎ出す。
弓手が全条文の憲法作品を描き上げてから10年。より足元を見つめて描いている最新作と合わせて、憲法シリーズ作品の一部を今回初めて展示します。

作家による解説ギャラリートーク
日時 5/29(日)14:00-15:00
「前文三部作」の大作(200号、150号、130号)の前で制作の原点を語ります。
*お電話にてご予約下さい 092-738-5655 *定員20名


《 日月祭田図(憲法前文三部作その三) 》 油彩 F200号 2009年

九州取材作品の展示
個展会期前半に弓手が糸島や鹿児島を取材してドローイング作品を現地制作します。
作品は会期後半に会場で展示いたします。
弓手が九州取材で現場制作する様子を映画監督:塩崎祥平(弓手がチーフプロデューサーを務めた映画「かぞくわり」脚本・監督、2019年全国上映)が撮影編集した映像を会期後半にご紹介します。

弓手式ニュー印象派ライブドローイング!
会期前半の九州取材を元に、画廊内で弓手がライブ制作します。
日時 5/28(土)13:00-15:00
*お電話にてご予約下さい 092-738-5655
*定員20名


《 夜明けの土道 》 油彩 M30号 2022年


《 日と月と花壇 》 油彩 S20号 2022年
〒810-0065 福岡市中央区地行浜1-2-5
開催期間
2022/05/21-2022/06/05
時間
10:00~18:00
休廊日
木曜日(会期中無休)