宇治山哲平・坂本善三 展

2026/03/07 2026/03/22

作品の色や形は対照的でありながらも、隣り合わせると不思議な呼応を感じさせる二人の画家。奇しくもほぼ同じ歳月を生き、渡航を経て出生の地に制作の根源を見つけ、各々の抽象表現を確立しました。また、共に地域の大学で後進の指導に尽くされました。’73年には二人展*も開催されており、静かな交流があった事が伺えます。約40点を展示いたします。皆様のご来廊をお待ち申し上げます。
みぞえ画廊 阿部和宣

うじやまてっぺい (1910-1986)
大分県生まれ。大分県日田工芸学校描金科で漆芸蒔絵を学ぶ。漆器デザイナー、図画教員、新聞社等の職を得ながら、独学で木版画や油彩画を発表。1964-65年イラン、シリア、エジプト、ヨーロッパを旅行。古代オリエント美術や仏画・絵巻物に影響を受けつつも、時代や洋の東西を超えた美の世界を描いた。毎日芸術賞、西日本文化賞。

さかもとぜんぞう (1911-1987)
熊本県生まれ。海老原喜之助に師事し、独立美術協会で活躍。1957-59年渡仏の後、日本の風土や生活に根ざした抽象画へと作風を変化させる。「グレーの画家」「東洋の寡黙」と称され、版画にも秀作を残した。没後、故郷小国町に坂本善三美術館が開館。西日本文化賞。熊本県近代文化功労者。
開催期間
2026/03/07-2026/03/22